杉並区内の小学校で、避難所運営に関わる区役所職員・学校・地域の方々で構成される「震災救援所本部」訓練が行われ、避難所運営ゲーム(HUG)を用いた図上訓練を担当させていただきました。
これまでの訓練で教室の割り振りなどをある程度整理されており、実際に学校の図面を用いて行いました。区職員や学校管理職の先生、そして地域の方およそ40名が、それぞれの立場で同じ班のメンバーとして訓練を行いました。
参加者からは「ある程度イメージはしていたが、個別の課題について具体的に整理することができた」、「これまで何度かHUG研修は受けてきたが、一番実戦的な研修で、改めて自分たちがやらなければという意識が高まった」といったコメントがありました。
※参加者の方には避難所の開設・運営に際して知っておいたほうがよい知識、活動経験やノウハウなどを整理したテキスト『災害サイクルで考える避難所運営の実際』を提供させていただきました。
なお、杉並区では「避難所運営ゲーム(HUG)」の貸与を行っており、区内各地の小中学校などで積極的に活用されています。