中央大学で復興支援につなげる防災講座、カードゲームでコミュニケーションについて考える

(この記事は2014年8月8日に作成されました)

本日は前日に引き続き、中央大学での防災講座でした。講座の情報については 中央大学ホームページ をご覧ください。

防災カードゲームを用いて、災害時、復興過程において迫られる決断や、決断の基になる情報の取り扱い、コミュニケーションについて考えてもらいました。また、カードゲームで登場した様々なケースを参考にしてオリジナルのケースを考える簡易なワークショップも行いました。

防災カードゲームのようす

災害時のケースワークを考えるのは難しいことですが、難しくて当たり前です。災害そのものが想定外であり、私たちが「考えている」ことの斜め上だったり斜め下だったりを、すごいスピードで駆け抜けていきます。

「想定外は想定外だから想定外なのであって、想定外を想定できるのなら想定外にはならない」のです。ただ、それをきちんと自覚するためにも、「想定できる範囲の想定外」に挑戦してみることも必要です。

「災害時に起こりえる、正解のない問い」を考える作業、「自分の価値観や考え方の理解」、そして「適切なコミュニケーション」について学ぶことで、復興支援活動や、次の災害への備えに繋がって欲しいと思います

防災カードゲームのようす

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