(この研修は7月4日と21日に実施しました)
神奈川県安全防災局と県教育委員会・教育事務所が連携して開催する『平成29年度学校保健・学校安全研修講座』で、防災教育の重要性に関する講義と、防災教育プログラム「避難誘導に協力しよう!」を用いた模擬授業を行いました。なお、同プログラムは指導用PowerPointやワークシート、図面データなどを全て公開しています。詳しくはブログ記事からご覧ください。
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冒頭の講義では、新学習指導要領に照らし合わせて考えるこれからの防災教育のポイントや、東日本大震災において当時「奇跡」と呼ばれた事例が、奇跡ではなく防災教育や地域活動での結果に基づく「できごと」であったことなどを紹介しました。また「どのような学びが児童生徒の命を守ることにつながったか」といった点についても事例を交えてご紹介しました。
今後、求められる防災教育のあり方に関する具体的な事例として『地域における防災教育の手引き』いついてご紹介しました。の後、各学校で自由にアレンジすることもできる防災教育プログラムを用いて、実際に児童生徒に実施した際の時間配分や説明の流れを用いて「模擬授業」を行いました。
まとめとして「防災教育や防災ゲームは、実践してみなければ分からないことがたくさんある。ほんの小さなこと、マネできるところからでもよいので、積極的にチャレンジしてみてください」とお伝えしました。