先日の記事 『第3回国連防災世界会議と防災教育の普及』 で、同会議の期間中様々なパブリックフォーラム(一般参加可能な各種のイベント)が行われることについてご紹介しましたが、今回はその中で特に防災教育にこれから関わろうとする方々にお勧めのイベントをご紹介します。
改めてご紹介させていただきますが、パブリックフォーラムはたくさんの数が開催されるので、その中から興味のあるものを探し出すのも大変です。
全体をチェックしたい方は パブリック・フォーラム概要 の「シンポジウム・セミナー一覧」などから。
日程やテーマで検索してピックアップしたい方は パブリックフォーラム検索 からご確認ください。
本稿でご紹介させていただくのは、3月15日(日)午後に行われる、日本損害保険協会さんが主催される下記のイベントです。
ぼうさい探検隊これまでの10年とこれからの10年
告知用パンフレット(日本損害保険協会ホームページリンク)
下記、日本損害保険協会ホームページより引用です。
開催日時・場所 | 実施内容(概要) |
3月15日(日) 13時30分~16時30分 TKPガーデンシティ 仙台ホールB 仙台市青葉区中央1-3-1 AER21階) |
■「第11回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」 |
ぼうさい探検隊の概要、防災教育との関連についてはこちらの記事(災害救援ボランティア推進委員会防災ミニ講座)でも紹介していますので、ご覧ください。
防災教育に関心のある方にぼうさい探検隊のフォーラムをお勧めするのは、探検隊のプログラムがある意味でパッケージ化されたプログラムの到達点だからです。もう少し分かりやすく表現するなら「環境さえ整えば、誰でもどこでも実施することができて、かつ一定の成果が得られる」プログラムということです。
防災活動や防災教育実践の経験が豊富な方からすれば「防災マップづくりくらい…」と思われるかもしれませんが、年間2,000枚を超えるマップがコンクールに応募されることを考えると、普及に成功したプログラムであると言えます。
ぼうさい探検隊の実施のポイントや、どんな防災マップが評価されているのか、この10年間、そしてこれからの10年間で防災マップづくりがどう変わっていくのか・・・シンプルなテーマだからこそ分かりやすく、これからの防災教育を考えるヒントになるはずです。