結核予防会「災害時支援協力者研修」で広域支援派遣をシミュレーション|千代田区

 

2017年12月13日(水)、結核予防会(本部:東京都千代田区)主催による「災害時支援協力者研修」が行われ、企画から当日講師まで担当させていただきました。同会では東日本大震災直後から、被災地での保健医療に関わる支援を行ってきました。震災の教訓と全国組織の強みを活かすため、新たに災害時の支援計画や協力者の登録制度が設けられ、本研修を開催するに至りました。

研修は一日かけてのプログラムとなっており、結核予防会による東日本大震災での支援の事例紹介を同会の大規模災害対策委員会委員長の方からご紹介いただいた後、『災害と防災対策の基本~支援協力者の心がまえ』、『災害時の意思決定とコミュニケーション』、『災害時支援協力者派遣シミュレーション』の3コマを担当しました。

『災害時支援協力者派遣シミュレーション』では、被害を受けたX県、支援を行うY県を設定し、それぞれの条件から具体的に職員を派遣するにはどのように進めていくかをシミュレーションしました。

全国各地の都道府県支部から、関係者を含めおよそ40名が参加し、実際に東日本大震災、熊本地震、関東・東北豪雨などで被害を受けた地域の方々も含めて熱心に聴講・議論されていました。参加者からは「災害時はもちろん、日々の業務にも活かせる学びがたくさんあった」といったコメントをいただきました。

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