結核予防会機関誌「複十字」でコロナ禍の防災対策について連載しました(バックナンバー閲覧可)

2022年5月~2023年3月にかけて、結核予防会の機関誌「複十字」でコロナ禍の防災対策について連載させていただきましたので、各号の簡単な概要をご紹介します。詳細については、2023年3月現在は各号のバックナンバーを閲覧・ダウンロードできます※ので、以下に記載のリンクからご確認ください。

※閲覧可能なバックナンバーは、直近6年間分です。うまくPDFファイルが開けないなどありましたらお問い合わせフォームからお知らせください。

目次

災害時支援協力者研修のご縁から

2017年から、結核予防会「災害時支援協力者研修」を担当させていただいており、今回の連載もそのご縁からとなります。第1期の対面研修から、コロナ禍でのオンライン研修など、様々なプログラムを実施してきました。研修に関する経緯についても、複十字内のコラム「ずいひつ」でご紹介していますので、併せてご覧ください。

○ 複十字 No.403 2022年3月 [PDF 6.7MB](結核予防会)

連載号へのリンクと概要紹介

今回、連載が掲載されている各号へのリンクと概要を紹介します。

第1回 防災備蓄は「我慢の度合い」と「使う頻度」で考えよう!

第1回は防災備蓄についてのお話です。コロナ禍の影響もあって、今まで以上に「在宅避難」が重要になっています。自治体等でも「まず避難所ではなく、自宅が無事なら在宅避難を」という呼びかけが基本になっています。そうした状況を踏まえて、具体的にどのようなものを備えたら良いのかについてや、筆者が持ち歩いている防災グッズ等についてもご紹介しています。

○ 複十字 No.404 2022年5月[PDF 5.0MB](結核予防会)

1ページ完結なので関心のあるテーマだけでもご覧ください

第2回 ハザードマップで行動を「見える化」しよう!

第2回はハザードマップについてのお話です。ハザードマップという”情報”を、どのようにして”行動”へとつなげていくのかについて「見える化」をキーワードにしながら紹介しました。内閣府による避難行動判定フローなどもご紹介しています。

○ 複十字 No.405 2022年7月[PDF 6.0MB](結核予防会)

第3回 防災ゲームで身につける「これからの防災に必要な考え方・学び方」

第3回は防災ゲームについてのお話です。災害による様々な教訓を伝えるために生まれてきた各種の防災ゲームについてURLなども記載しながら紹介しています。ピックアップ教材では本稿でも紹介しているちょボットの防災ランド(Yahoo!きっず)や、ペット防災について学べる「いっしょににげてもいいのかな(LEONIMAL)」などを紹介しています。

○ 複十字 No.406 2022年9月[4.6MB](結核予防会)

第4回 命を守り、暮らしを支える「災害情報」

第4回は災害情報についてのお話です。スマートフォンが生活に浸透したことにより、災害情報を入手したり、発信する手段が身近にかつ多様化しています。その分、誤解やデマなどによるトラブルにも注意しなければなりません。避難情報についての説明や、災害情報をしっかり見極めるためのコツなどをご紹介しています。

○ 複十字 No.407 2022年11月[5.6MB](結核予防会)

第5回 被災地に欠かせない「防災・災害ボランティア」

第5回は防災・災害ボランティアについてのお話です。防災とボランティアの日や、災害ボランティアセンターと社会福祉協議会、コロナ禍で必要とされる”身近な災害ボランティア”について紹介しています。災害に備えて被害を小さくするための日頃の活動が、いざというときに行動できる人を増やすことにもつながります。

○ 複十字 No.408 2022年1月[7.0MB](結核予防会)

第6回 コロナ禍の避難行動と避難生活

連載最終回となる第6回は避難行動と避難生活についてのお話です。避難行動について命を守るための避難と、生活をしていくための避難に分けて考え、まず命を守る行動をとることの大切さについて紹介しています。また、避難生活では全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)によるガイドラインなどを紹介しました。

○ 複十字 No.409 2022年3月[4.5MB](結核予防会)

まとめ ~全国支部のある団体の強みを活かすためにも、平時の備えを~

結核予防会は全国各地に支部があり、それぞれの支部で活動が行われています。東日本大震災や平成28年熊本地震、北海道胆振東部地震等では、被災県の支援に携わった職員の方々もおられました。そうした経緯も踏まえて災害支援協力者研修は実施されています。

今回の連載でも度々触れていますが、そうした全国支部の強みを最大限に活かすためにも、各支部で平時から備えていただくことが重要と考えています。本連載が結核予防会各支部の職員の皆さまやご家族、関係者の皆さまの備えにつながれば幸いです。

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