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プリントだけで防災教育シリーズ『避難誘導に協力しよう!』

もし学校が避難所や帰宅困難者支援場所になったら…生徒自身が何ができるか考えます。

2020年11月時点でダウンロードを再開しました。

はじめに~2020年改定版について~

この教材は2016年以前に公開し、微調整をしながら紹介していました。2017年の教員研修での利用にあたって、校内図面だけでなく周辺地域の図面も加えることで、学校内と地域の両面に目を向けた避難誘導について考えられるようにしました。

2020年改訂版は、児童生徒対象だけでなく、教職員や自治体職員の方でも扱いやすいよう、訓練シナリオの内容・バランスを調整しました。指導用スライドを使わずに行うことも可能です。

「教材ダウンロード」にあるリンクをクリックすると資料集をzipフォルダでダウンロードできますので、ご自由に編集してお使いください。

改訂版で活用させていただいた地図は地理人研究所様による「空想都市へ行こう!」よりダウンロードできます。教材としての活用については予めご相談し、許可をいただいていますが、無断の改変や目的外の利用は認められていません。

教材ダウンロード

教材は下記のリンクをクリックしてダウンロードできます。なお、教材は複数のファイルをひとつにまとめる「圧縮フォルダ(.zip)」型式になっています。専用のソフトフェアが必要になる場合があります。解凍作業ができない、使用できないなどの不具合がありましたらお問い合わせフォームからお知らせください。

 
指導者用スライドについては、容量の都合上Google DriveでPowerPointファイルを公開しています。ダウンロードして編集のうえ、ご利用ください。内容はすべてSlide Shareで事前に閲覧できます。

ダウンロード : 避難誘導に協力しよう指導者用スライド.pptx

 

 

2017年7月4日に実施した研修では、約80名の小中学校の先生方に体験していただきました。今回の訓練シナリオには、傷病者や小さな子ども、妊産婦さん、トイレの課題などを取り入れたので、事後の話し合いなどでも、負傷者や要配慮者にどう対応すべきか、またトイレの確保はどうするかといった点が議論のテーマになっていました。

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(2017年7月4日に実施した神奈川県教員研修での講座のようす)

教材の開発意図

災害発生時に、多くの公立小中学校は避難所になります。高校や私立学校も自治体との協定や、帰宅困難者対応など校舎や校庭を一時的に開放する可能性があります。

本教材は、児童生徒(特に中高生以上)に、学校は避難所としての機能を地域から期待されていることを伝え、もし避難所になった場合に自分たちに何ができるかを具体的に考えてもらうきっかけづくりとなることを目指しています。

また、2017年改訂版からは学校周辺にも目を向けることで「地域~学校での避難行動」や「避難者の移動」をシミュレーションできる教材となっています。学校周辺の地図については、それぞれの学校・地域で実践される際にアレンジしていただくこともできます。

避難所運営について学ぶ教材はあるのですが、避難所運営の前後にある避難誘導、避難者の移動などについて学べる教材がありませんでした。

大火災など二次災害の発生、多数傷病者のトリアージ、要配慮者の移送などの条件を加えると児童生徒や学校だけでなく、さまざまな立場の方々に研修などで活用できます。

指導の流れとコツ・工夫

この教材は、仮想または自校の学校が避難所になったと想定し、児童生徒や教職員・行政職員がまずはじめに直面する課題のひとつである「避難者への対応」という場面での対応を考えてもらうことを目的にしています。

避難者である近隣住民や、帰宅困難者は、体育館の場所、使える教室使えない教室、保健室など、避難に必要な情報である学校の様子が分からないかもしれません。教職員は受け入れだけでなく、滞留している児童生徒の対応もしなければなりません。そうした場面でどんな課題が起きるか、そして自分に何ができるかを具体的に考えます(避難誘導の手伝いや、案内、地図を使った案内など)。

対象

中学生~高校生、1クラス~全校生徒。なお、本教材は高校生全校生徒を対象に実施したモデルケースを基に作成しています。

場面

全校生徒を対象とした60分程度の時間、各クラスを対象とした45分程度の時間など。避難所についての事前学習があるとスムーズです。

指導の流れと準備物

  1. 学習指導案をご確認ください。
  2. 説明用資料をご確認ください。各自治体の避難誘導、避難所について事前に確認してください。
  3. 仮想学校図面を使うか、自校図面を使うかご判断ください。
  4. 図面に応じて【生徒用】の説明資料、【班長用】のリスト、振り返りシートを印刷します。
  5. 生徒を班毎に集合させ、配付資料に従いシミュレーションを行います。
  6. 授業終了後に振り返りシートを配付して学習成果を確認します。

指導のコツ・工夫

具体的に、どのようなプログラム・時間配分・ポイント・教材を使ったのかについては、『学習指導案』に簡単ですがまとめてありますのでご覧ください。なお、一部教材には便宜上クレジットを入れていますが、これは本教材を使用した有料の研修や類似教材の販売等を予防するためのものであり、授業等での使用では削除していただいても構いません。PowerPointやWord形式になっていますので、自由に編集していただいても構いません。

Point:1班の人数はどれくらいにするといいですか?
防災教育に限りませんが、グループワークなど話し合いが中心になる場合は5~7人が適正人数です。クラスや生徒の状況にもよりますので、あくまで参考としてお考えください。

Point:事前学習は必要ですか?
専門的な知識や経験は必要ありません。むしろ生徒と一緒に考える、という姿勢でチャレンジしてください。東京都における避難所及び避難場所の考え方なども参考に、各市区町村の体制を確認しておくとスムーズです。

避難所とは主に公立小中学校において、災害による被害で「自宅等で生活できなくなった人」のために開設・運営される一時的な場所・施設のことです。あくまで一時的であり、いつもそのような場所・施設があるわけではありません。地域によっては「震災救援所(東京都杉並区)」など、異なる名称で呼ばれていることもあります。一時(いちじ、いっとき)集合場所や避難場所と間違えやすいので、注意が必要です。

県立高校で200名を対象に実施した例

以下は県立高校で約200名を対象に実施した際のようすです。主たる指導者は筆者1名です。事前に先生方に指導要領や資料に確認していただき、生徒への資料配布や進行は各班の班長を中心にすることで、生徒主体で進めました。

本教材の特徴はパッケージ化することで指導者側の負担を軽減すると共に、生徒(参加者)が主体的に学びやすい形にしている点です。より学習成果を高めるためには、事前学習や事後学習、少人数指導を行うことが効果的です。

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資料や教材は実施環境に合わせて自由にアレンジしてご活用ください(使用に際しての許可や申請は不要です)。

中学校社会科授業で生徒が地域防災について意見提案|墨田区

【教材】傾聴・他者理解を学ぶ災害支援講座|上智大

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